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なぜ効果的なの?

〜体験の重要性〜
あなたは、水中で泳いだことのないコーチに、水泳を学びたいと思いますか?

ではなぜ、心の病気にかったことのないお医者さんやカウンセラーに身を任せるのでしょう?

専門家だから?
私も、大学で心理学を専攻するなど、専門的に学んで精神科医になるのかと思っていました。
ところが、そうではなかったのです。

ご存知でしょうか。日本の医師免許は内科も外科も含め一種類(歯科のみ別)で、
何科でも自由に選べるということ。
つまり・・・知識も、もちろん心の病気の経験もないまま、
精神科医やカウンセラーになることができるんですね。

しかも心の病気は、アルコール依存症などのアディクト系、
てんかんなどの体質的なもの等々、多岐にわたっています。

もちろん、良い先生もたくさんいらっしゃるのですが、まさにピンキリ。
私と娘がいじめによるPTSDにかかった時、何軒もの心療内科をたずね歩きました。

初診3分で、薬だけ出されて1万円の病院とか。
娘への親子ケアの内容を伺うと、「答えられない」と怒る先生も。
正直、ガッカリしました。

けれどもワラにもすがる思いで病院を探したり、
いろんな治療法を調べたりしました。

顔の傷、チック、悪夢で「痛ーい!やめて!」と叫び、
足のビッコに、意識障害にと、
ひどい状態の娘を少しでも改善してあげたくて・・・夢中でした。

必死になって治療法を探す中、愕然としたのは、PTSDの専門治療は
フラッシュバックの危険を感じるようなものばかりだったこと。

正直、不安を感じました。
良くなればいいけれど、むしろ悪化したらどうしようって。

一般に「暴露療法」やEMDRなどが有名ですが、
要は、「危険を感じて本能的に避けてしまうもの(トリガーと呼びます)に慣れさせる」
という治療。

健常者にとっては、それでいいじゃないかと思うかもしれません。
しかし、トリガーを避けるのは、危機回避の本能。
生きていくために必要なものです。

小さいころに犬に噛まれたとか、軽い体験なら、
大人になった今は怖がる必要はない、という治療は成り立つでしょう。

けれども、レイプや虐待で、その過去を思い出させて、
それほどではなかったとか、思えるでしょうか?

決して、思えるとは思いません。
むしろ、恐怖を思い出すことで、キズは深まってしまうのではないか。
私は、自分にも大事な娘にも、とてもそういった治療を受ける気にはなれませんでした。

安全に、そして、効果的に、
このカラダの苦しさを吐き出し、安心できるようになるには、どうしたらいいのか。

悩みました。
なにより、まずは吐き出したくてたまらなかったのです。
カラダの細胞ひとつ一つにまで溜まった悲しみや怒りを。
大声で泣きたかったのです。

それが、インプロの感情解放を応用した「吐き出しワーク」という形でラクになり、
さらに安心感や自己肯定感を感じるワークを設計してゆきました。

〜薬による治療で、本当にいいの?〜

なにより、精神科のお薬は「症状を抑える」だけ。
「治す」ものではないのです。

一度薬を飲み始めたら、・・・一生薬漬け!?!?

そんなお薬、意味があるのでしょうか。
もちろん、最初の苦しい時期には助けになるかもしれません。

けれども、お薬は、決して治してくれるものではない。
じゃあ、どうやって治していくかを考えてみませんか。

〜カラダと心はつながっている〜

たとえば英語を学ぶとき。

英語の本をただ「黙読」すると、
声に出して「音読」するのとでは、
どちらが上達するか?・・・・おわかりですよね。

はい。どの塾の先生も「音読」を勧められます。
それは、脳だけでなく、声を出し、耳で聞くという五感を使うから。

同じ時間・・・一度読むだけでも、効果は歴然と違うそうです。

さらに、外人さんと実際に話したり、
日本人同士でも「会話形式」にすると、さらに英語力はアップしますよね。

これは、メンタルケアにも同じことが言えませんか?

つまり、心療内科やカウンセリングの
“頭だけ”で改善しようとする(黙読)と、

ワークショップで、
“カラダ全体を使い”声を出して”感情を解放する”(音読+五感)方法と。

なにより、トラウマやPTSDに直結する五感や記憶は、
カラダとつながっている
のですから!

さらに、グループワークという「共有」が加わることで、
個人のカウンセリングとは違う気づきも得られます。

インプロという演劇療法を使う利点は・・・
——————
・トラウマ記憶に直結する「五感」に働きかけること

・シェアやカウンセリングとは違い、
“感情”の吐き出しを全身で最大限発揮できる。

カラダは脳を刺激する力が大きく、
効果が出やすい。

希望を演じて、直接”体感”してもらうことで、
記憶の塗りかえ、中和ができる。
——————
といった特徴があります。

 

〜トラウマとPTSDを専門に〜

うつになると、筋肉が弛緩してダラ〜ンとするそうです。
人によっては、口が閉じられなくなるほどゆるんでしまう場合も。

一方、トラウマやPTSDは、逆にカラダが堅くなりやすいのです。
それは、自らを守るため。
いじめやレイプや戦争や、さまざまな加害者や災害から自分を必死で守り、
緊張でカタク、カタクなっていくのですね。

こんな風に、よく知られた心の病気でも、出る症状はまったく違います。
けれども、どちらにも不眠があるとしたら、
心療内科では同じ薬が処方されるかもしれません。

あらゆる心の病気を扱う精神科は、いわば”駅前の食堂”。
ラーメンもあれば、そばも丼もカレーも、スパゲティもある。

私たちは、ピザのおいしいイタリアンとか、スパイシーなアジア料理店のような
“専門店”でありたい思っています。

百世はトラウマとPTSD、宮島先生はウツと、
それぞれ「体験に基づいた専門的な情報やケア」を提供できることが
他にない、大きな強みと自負しています。

ぜひ、体験者ならではの講座や、あたたかなワークを
あなた自身で体験してみてください。

トラウマ解凍ワーク

他の治療法(心療内科・カウンセリング等)との違い

 


◆ワーク参加がはじめてで、ちょっと不安な方はこちらをどうぞ。

 

→よくあるご質問に、Q&Aでお答えしています
「どんな方が参加されているのですか?」etc.

 

 

→ワークのご感想集

 

→ワークをはじめた思い

 

*動画(音が出ます)
http://www.youtube.com/watch?v=0MpdF1YPuLE
※演劇経験のない、まったく初めての方をベースに設計されていますので、
どなたでもゲーム感覚で楽しめます。

※シェアはありませんので、安心です。個人情報を話す必要はありません。