PTSD解明レポート ~しくみとケア~
震災後、たくさんのPTSD情報や小冊子を読んできました。
しかし、ほとんどが「音に反応する」などの
チェックポイント(診断ポイント)をあげるものばかり。
その上で、「正常な反応ですので、心配ありません」と言われても、
苦しい症状をラクにしたくて読んだ方々は、途方にくれてしまうでしょう。
結局、「専門家に相談しましょう」で終わっていて、
どうしていいかわからない思いをされたのではないでしょうか？
私はPTSD診断を受けて快復したサバイバーとして、
もっと「快復のためにどうすればいいか」が求められていることを、
ひしひしと感じ、このスライドをまとめました。
下記のスライドでは具体的に有効な方法をあげています。
「快復へのステップ」。それは、次の4つです。
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1.安全・安心な環境
2.感情の吐き出し
3.トリガーへの配慮
4.自己コントロール感・有用感(エンパワーメント)
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もちろんこれが全てではないでしょうし、
具体的な方法は、その人に合わせて選択してもらえばかまいません。
この4つは、有効な指針のひとつとなるはずです。
また「周囲のサポート」としては、
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1.肯定・受容する
2.共感する
3.吐き出しのサポート
4.前向きな行動のサポート
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です。
単に「専門家へ」で投げてしまっては、いい先生に出会えるかどうかも
運まかせですし、薬漬けの不安もありますよね。
ですので、身近にできることを探して、
一つひとつ明るさや未来をつかんでいく方法として
PTSD勉強会を開催しています。
なにより、「PTSD体験者が講師」の講座は、他にない強み。
被災者の支援に関わる方、ぜひご参加ください。
支援を考えている企業への出張講座も承ります。
もっとくわしくは、
こちらのページ↓の「心のケア（１）〜（12）」で解説しています。
http://mental-support.main.jp/ptsd・いじめ対策/
お役に立ちましたら幸いです。
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